春の夜の雷

 

桜が咲き

 

手放しに春の到来を喜ぶ

 

 

そんな穏やかな日  明日へと時が流れる闇の中

 

 

雷がなる

 

 

花冷えをまとった雨

 

その雨は私

 

 しみこむ夢   

 

でも夢はみない

 

 

 

 

youtu.be

 

 

アマイカゲ   EGO-WRAPPIN’


アマイカゲ ego-wrappin

 

 

会いたい心はポッカリと浮かんで
空回る糸すっかりちぎれた
目を凝らし堪えきれぬほどの速さは掴めない 急速に足りない
噛みしめ味わった錯覚で全て 
感じ取る手一杯に満たす 
流れるあの場所へ 傷あわてて舐めて癒す
言葉は途切れたまま ひるんだ空を見たいのはアマイカゲ
音掴む手 肌に吸い付く感触は 
やりきれない切なさをも遠ざける
震えたあの言葉 影さえぎる 
肩越しに揺らいで見える風が 来る朝に涙見えてもふたりはたつ
見守った道通り過ぎるまで

思い焦がれて 探させずに居た夢のありか
音震わせ抱き合って感じるときを
爪の先まで夜は待ち遠しい
震えたあの言葉 影さえぎる 
肩越しに揺らいで見える風が 来る朝に涙見えてもふたりはたつ
見守った道通り過ぎるまで